ランサムウェアが流行っているようです。ランサムウェアの一手法となっている、ホームページを見ていて、突然最大化したウインドウが開き閉じられなくなってしまった場合の対処方法です。
何らかのホームページを閲覧していて、良く分からない警告メッセージとともに、ウインドウが最大化したページが開き、閉じようにも閉じなくなってしまったことは無いでしょうか。
どこをクリックしても戻せないので、ついウインドウ内の文章をみて、電話したりしたくなってしまうかもしれませんが、知っていればそれほど難しいことはありません。
ちなみに、この方法はWindows限定です。
Windowsであれば、ブラウザの種類は問わないですし、単純なので、是非覚えておいてください。
この症状に合ってしまったときは、記載されている文面は完全無視して、AltキーとF4キーを同時に押してください。
このコマンドは、最前面にあるアプリケーションを終了させるものです。
大抵の場合はウインドウが閉じられ、Windowsを操作できるようになります。
対処方法はそれだけです。
警告メッセージの内容は忘れて大丈夫です。
ちなみにどうしてそんなことになってしまうかのカラクリですが、公式ホームページが乗っ取られている、ということは稀ですがあり得ます。他によくあるのが広告の中に不正なコードが紛れ込んでいる場合です。
怪しげなサイトだと、ちゃんとした広告システムになっておらず、悪意のある人(もしくは企業?)が広告を出しているケースがあると思われます。
表示された広告の中に、上記のようなウインドウを最大化させて、操作不能にしてしまうコードが入っているようですね。
Google Adsense何かは自動的に広告をチェックしているのでしょうけど、それ以外だと、チェックしきれないこともあるでしょうね。
いずれにしても、悪意のある連中には1円たりとも儲けさせちゃいけないですね。身代金を払うなんてことはせず、冷静に対処しちゃいましょう。