前作からもう3年経ってしまいましたが、待望のジェフリー・ディーヴァー著リンカーン・ライム シリーズ最新刊が2021年11月に出るようです。待ちきれないので、特に良かった5作品をご紹介。
その前に、最新作のタイトルは『The Midnight Lock』だそうです。今度の犯人は、どんな鍵やセキュリティも突破するLocksmith(錠前屋)ということで今から楽しみです!
あ、米国でなので、日本語訳はもう少し待つ必要があります笑
ということで、特に良かったと思う作品を5つご紹介。どれも読んでみて損はないはず!
目次
ボーン・コレクター
シリーズ第一作のこの作品を置いて、リンカーン・ライムシリーズは語れません。
捜査中の事故で、首から下が動かなくなったリンカーン・ライムが、犯罪捜査に協力し、非凡な洞察力を発揮します。
微細証拠から、犯人に迫る捜査手法にのめりこんでしまいます。
ちなみにシリーズで映画化されたのはこの作品だけ。デンゼル・ワシントン(リンカーン・ライム役)とアンジェリーナ・ジョリー(アメリア・サックス役)が主演しましたが、エピソードがいくつも省略されており、断然原作の方が面白いです。
読まないと、人生半分くらい損するかも!?
コフィン・ダンサー
腕に棺桶の入れ墨をした殺し屋”ダンサー” 変な言い方ですが、この犯人がとても良い!
そして、どんでん返しに完全に嵌められます。
ジェフリー・ディーヴァーが素晴らしいストーリーテラーということを認識せざるを得ません。
ウォッチメイカー
これまでで一番の難敵ウォッチメイカー。捜査に協力するキャサリン・ダンスも非常に良い!
結末を言ってしまうのはNGと思いつつ、この作品では、ウォッチメイカーを捕らえることはできませんでした。それを差し引いても、手に汗握る展開で、非常に面白かった。
のちに、キャサリン・ダンスはスピンオフして、個別シリーズになりました。
スキン・コレクター
特徴的な殺人犯が登場する本シリーズ。その中でも特にイヤな殺し方をするのがこの作品。
毒薬で入れ墨をし、被害者は非常に苦しんで死んでいきます。
思い出してもゾクッとするブルブル
バーニング・ワイヤー
本作では電気を操る殺人犯。
捜査を進める一方で、ウォッチメイカー逮捕作戦も進行します。
なので、先にウォッチメイカーを読むことをお勧めします。
まとめ
1作目で、動けないリンカーン・ライムの代わりに、ちょっとしたきっかけでアメリア・サックスが実働することになりましたが、後にパートナーとなっていく関係も気になります。
そのため、順番に読む方が良いかもしれませんが、まずはこの5作品だけでも強くお勧めしたいです!!