予告しましたFuture of Work Japan 2018のセッションの紹介です。みなさん森岡 毅氏はご存知でしょうか。一時期テレビでもよく見かけたのですが、低迷していたUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)の集客を、わずか数年でV字回復させたあの立役者です。
直接話を聞いたのはこれが初めてでしたがかなり刺激的でした。
森岡氏は一言でいうと何者か、というとマーケターというのが相応しいようです。
数学がかなり得意で、統計学を駆使してマーケティングに活かすという能力が相当すごいという印象です。
本題に入る前のエピソードが面白かったので、そこから書いておきたいです。
森岡氏は、以前体重が100kgを超えていたそうです。
今は60kg台だそうで、相当痩せたことになります。
痩せた方法で注目したいのは、停滞期がほとんどなかったということ。
ダイエットの敵は、結果に結びつかず飽きてしまうことですが、森岡氏は独自の調査と理論で、この停滞期の要因を取り除き、普通なら停滞期に入ってしまうところを、右肩下がりを継続したそうです。
ダイエットの体重減に停滞期があるのは、体の方が「このまま体重減り続けるとやばいぞ!」と反応して、省エネモードに入ってしまうから、というのは一般的に知られているかもしれません。
森岡氏はさらに調べて、省エネモードに入るということは、つまり、ある種のホルモンが分泌されるからと分析。
そのホルモンが分泌されるのを避ければ、停滞期が無くなるのでは、と考え、実際に分泌を抑えるサプリを見つけ出したそうです。
早く答えを知りた~い!!と思いますよね。
でも、このセッションの中では、ついに最後まで答えは語らずでした(爆)
本を書いたら売れるような内容なので、これはとっておくのは正解でしょう。。。
しかし、このスタンスは経営に関しても同様で、つまり何が原因なのかを突き詰めて対応する、というのが森岡氏の強みですね。
この次は、セッションの本題について書きたいと思います。