ALC Smart Learningというアルクの英語eラーニングサービスで、TOEICテスト600点・730点攻略コースを受講しています。
eラーニングの内容は詳しく分からなかったのですが、iKnow!という英語学習のeラーニングもやっていて、そんな感じなんだろうなぁと思っていました。アルクも大手だし、ちゃんとしているんだろう・・・と。
・・・が、実際に受講してみると、イケてませんねぇ。
イケてないポイントはいくつかあります。
1.ユーザインターフェースが洗練されていない。
聞き取った英語を、キーボードで打ち込む(要はディクテーション)というのがあるのですが、まず課題の英語を再生するのにマウスでクリック⇒キーボードで打ち込み⇒Enterキーで解答チェック⇒マウスクリックで次の問題、という流れになっています。
文字にするとピンと来ないかも知れませんが、いちいちキーボードとマウスの間を往復する必要があります。
10問近くあると、これは結構面倒です。どうしてキーボードだけで操作できるようにしなかったのかと思います。
2.間違った問題が記録されない?
”1人の人物写真”のようなテーマごとに、練習問題、聞き取り、単語テスト、ディクテーションという流れで学習していくのですが、間違えても、それぞれの学習をしてしまえば、単元クリアできてしまいます。
クリアできてしまっても良いのですが、すごく気になるのは間違えた問題が記録されていない?こと。
記録自体が課題ではないですが、間違ったところを効果的に復習できるのがeラーニングシステムの良いところじゃないかと思うんですね。
少なくとも効果的な復習という観点での機能はなさそうです。
3.音声が再生されないことがある。
TOEICテストの半分は音声を聞いて答えを出す、という問題ですので、音声の再生機能は非常に重要です。
インターネット接続の安定性も、恐らく影響があるかと思いますが、問題文が再生されないことがよくあります。
しかも練習問題では本番同様一回きり。もう一度再生するような機能はありません。
なので、答えようがないので、適当な選択肢で答えるしかありません。ここもちょっと考慮不足と思います。
ちなみに、iKnow!も同じパソコン、通信環境で学習していますが、音声が再生されないという状況に出会ったことがありません。
システムとして、音声がインターネット上から受信できない時はリカバリするような機能は作りこめるはずなので、ここもイマイチだなぁと思いました。
悪口ばかりになってしまいましたが、もう少し洗練すれば良い教材になるとは思います。受講期間中に改善してくれるとうれしいですね。。。