緑茶とコーヒー飲むと死亡リスク低下って??

国立がん研究センターが、緑茶やコーヒーをよく飲む人ほど、死亡するリスクが低くなるという調査結果を発表した、とのニュースが流れていますが、それって大雑把過ぎない?って思った方も多いのではないでしょうか。

だいたい、人間の死亡する確率は100%です。

そうすると、このニュースって、母集団が何かっていうところが非常に重要なのに、その点をすっぽかして報道しているのに、非常に違和感を覚えました。

しょうがないので、ニュースの元ネタになっている国立がん研究センターの該当の調査結果を読んでみました。こちらです。

この内容を読んでようやく納得できました。

まず、死亡リスクを割り出した方法は”40~69歳の男女約9万人を研究開始(1990年または1993年)から2011年まで追跡した調査結果をもとに、緑茶の習慣的摂取と全死亡・主要死因死亡リスクとの関連を検討しました。”というもの。

要は、約9万人の対象者を、約20年間追跡調査し、亡くなった方についてその死因を調べ、また、対象者の生活習慣から、コーヒーと緑茶の摂取量との相関関係を検討した結果、緑茶やコーヒーをよく飲む人ほど、死亡するリスクが低くなるという推論を導き出したということですね。

ここまで聞くと、ようやくさもありなんという気になりました。

コーヒーと緑茶飲まなくっちゃ。

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