お客さんと頑張る某市職員

4月某日、たまたま居合わせたのですが、要領を得ないお客さんに、某市職員の皆さん頑張ってました。

市役所に用事があってくる人を”お客さん”と称してよいのかわかりませんが、便宜上”お客さん”とします。

話の流れから、その男性はこの3月末で定年退職したようで、その後の手続きに必要な書類か何かを取りに来たようです。

ところが、その具体的な書類名が分からず、市役所の受付で相談していたのですが、どうにも要領を得ず、思わずやり取りに聞き入ってしまいました。


【お客】バスの定期を持っているが、定年退職したので手続きに必要な書類をもらいに来た。

【市職員】具体的にどのような書類ですか?

【お客】わからないけど、わからないかな。

【市職員】どのような手続きが必要と言われましたか?

【お客】バスの定期を持っていて、この3月で退職したのでその関係の手続きだよ。

【市職員】定期は今お持ちですか?

【お客】いや、ないけど、正確には定期じゃなくて、定期みたいなもの。

【市職員】バス会社に聞いてみましょうか。バス会社はわかりますか?

【お客】いや覚えてない。なんでわからないかなぁ。分かる人いないかな?

【市職員】それだけだと分かる職員が分からないのですが、どんな手続きかわかりませんか?

【お客】電車の定期で手続きが。。。

【市職員】電車なのですか?

【お客】そうそう電車の定期。それで退職したので、バス会社から手続きしてくれって。

【市職員】バス?

【お客】そう。もう、何でわからないかなぁ。こんな苦労したことないよ。

【市職員】手続き内容が分かればご案内できるのですが。

【お客】要するに、定期じゃないけど、定期みたいなものを持っていて、3月に退職したからバス会社から手続きしてくれって。そのために市役所で手続きがあって。誰かわかる人いない?


・・・延々と続く。。。
結局何なのか結末までわからずその場を離れてしまったので、もやっとしたままです(笑)

ひょっとしたらそのお客さんは、軽度の痴呆かも知れないなぁ。。。

きっとそんな人時々来るんだろうなぁ。大変だな役所の窓口の人。

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