不動産登記関係の申請する方法の続きです。
今回はソフトのインストール作業についてです。
マイナンバーカードで登記申請(その1)では、マイナンバーカードとカードリーダについて記載しました。
今回は登記関係の申請をするためのソフトの入手についてです。
まずは下記のサイトにアクセスしてください。
登記・供託オンライン申請システム(登記ねっと 供託ねっと)
http://www.touki-kyoutaku-online.moj.go.jp/
証明書を請求するだけでしたら、ソフトをインストールしなくても申請できるなど、 いろいろなケースがあるのですが、この記事では下記のようなケースを想定しています。
・自分名義で登記された不動産があり、登記された住所から引越しをしている。
・登記簿上の自分の住所を現在の住所に変更する。
・自分のマイナンバーカードを入手済み。
この場合、申請用総合ソフトをインストールして申請する必要があります。
手順については以下の通りです。
■申請者情報登録
システムを利用するために申請者IDを登録する必要があります。
このID登録もそうなのですが、このシステムは、オンラインサービスにも関わらず、運用時間が決まっています。
現時点は、月曜日から金曜日まで(国民の祝日・休日,12月29日から1月3日までの年末年始を除く。)の8時30分から21時までと なっており、平日日中働いている人だと若干不便な時間設定になっています。
IDさえ登録してしまえば、申請書作成自体は準備できるのですが、ID登録自体が平日の8時30分から21時までしかできないので、休みの日や夜間に思い立っても出来ません。
メンテナンス時間があっても構わないのですが、基本的に24時間365日動かしていても問題ないはずで、何で制限するのか意味が分かりません。。。
と言っても今は仕方ないので、上記オンライン時間に申請者IDを登録してください。
■ソフトのインストール
登記・供託オンライン申請システムホームページの『ダウンロード』のページに申請用総合ソフトがあります。
インストーラをダウンロードしてインストールします。
同じページにある 『申請用総合ソフトにおいて電子署名を行う際の事前準備』についても確認必要です。
後に電子署名をするのですが、上記ページにある、Windowsのセキュリティ更新プログラムに起因する問題の対処をしないと電子署名が出来ない場合があるそうです。
僕も最初出来ずに、この対処をしました。
最初から設定する必要はないですし、今後改善される可能性もあると思いますので、うまく行かないときに思い出していただければと思います。
それと、PDF署名プラグインソフトは、今回のケースでは使わないので入れなくても大丈夫です。
その他、具体的な操作方法等は、登記・供託オンライン申請システムのホームページに丁寧な手順書が用意されているので、ご覧いただくと良いと思います。
手順書内容は、良く作ったなというくらい、丁寧で充実しています。
あとはオンライン時間さえ改善してくれれば良いのに・・・
次回は、申請書の作成について書きたいと思いますので、また是非見に来てください。